LINE予約
お問い合わせ

健康管理HEALTH CARE

健康診断

動物たちは言葉を話せない分、オーナー様が気付いた時には症状が進み、重症化している、ということが少なくありません。病気の早期発見のためには人間同様、健康診断が欠かせません。

動物たちの寿命は生活環境・ペットフードの改善により長寿命化してきていますが、その分病気にかかるリスクも増えており、定期的に健康診断を受診されることをお勧めします。

当院ではワンちゃん、ネコちゃん向けの健康診断を行っており、各お子さまに合ったオーダーメイドの健康診断を提供しています。

血液検査、尿検査、便検査、レントゲン検査、超音波検査、心電図検査、CT検査、MRI検査、眼科検査、内視鏡検査、腹腔鏡検査、各種ホルモン検査、アレルギー検査、ウイルス抗体検査(犬ジステンバー、犬パルボウイルス、犬アデノウイルス、猫エイズウイルス、猫白血病ウイルス、猫コロナウイルスなど)、歯周病原細菌悪性度検査などを各お子さまに合わせて実施します。

詳細は窓口またはお電話(045-813-8909)にてお問合せください。

健康診断

フィラリア対策

フィラリア症とは、フィラリアという寄生虫が心臓内に寄生して心臓や肺、血管や肝臓に様々なダメージを与え、最終的にはその動物の命を奪うこともある恐ろしい病気です。犬も猫も感染します。

日本にはいたるところで蚊が現れるため、吸血を完全に防ぐことはできません。そこで「フィラリア予防薬」を飲むことで、蚊の吸血を予防するのではなく、フィラリアを持っている蚊に吸血されても、吸血されてから1カ月以内であればフィラリアという虫を安全に退治します。

フィラリア症は恐ろしい病気ですが、きちんとお薬を飲ませることで、安全かつ簡単に、フィラリア症を100%予防できます。

狂犬病注射

狂犬病は犬だけでなく、人を含む全ての哺乳類に感染する可能性のある感染症です。発症すると死亡率はほぼ100%で治療法もなく、非常に恐ろしい感染症です。

日本では法律で生後91日齢以上の犬は狂犬病予防注射が義務付けられており、動物においては長年感染例はありません。しかし、近隣諸国では狂犬病が蔓延しており、いつ国内に侵入してくるか分かりませんので、必ずワクチン接種を行いましょう。接種は年に1度です。

混合ワクチン接種

ウイルスによる伝染病の治療は困難であり、特に、レプトスピラ感染症は人にも移る可能性がある恐ろしい病気です。これらの伝染病から愛犬・愛猫を守るためには、ワクチン接種による予防が有効です。ワクチンには、病気に対する抵抗力(免疫)をつける効果があります。

病気の種類により異なりますが、生後2〜4ヶ月齢頃までの子犬は母親ゆずりの免疫を持っている場合があります。この免疫を持っている間は、病気にかかりにくいという利点がありますが、同時に、この間はワクチン接種をしても効果を得にくい時期でもあります。子犬のワクチン接種は、この母親ゆずりの免疫がなくなる時期を待っておこなわなければなりませんが、その時期には子犬によって個体差がありますので、2〜3回あるいはそれ以上のワクチン接種をする必要があります。

これらの病気を防ぐ為のより確実な接種時期は獣医師にご相談ください。

ワクチン

ノミ・ダニ対策

気温が温かくなると、ノミ・マダニが活動を活発化させます。ノミやダニが寄生すると、血を吸った場所に激しい痒みが生じるだけではなく、「ノミアレルギー皮膚炎」やマダニが媒介する「犬バベシア症」などの深刻な病気を引き起こすことがあります。また、「猫ひっかき病」などペットだけではなく人間にも被害が及ぶ場合もあります。

年間を通じて室温の高い「室内飼いのワンちゃんネコちゃん」であれば年間を通じて予防を行うことが必要です。特にマダニの増える4月~12月はしっかりと予防してあげましょう。 また外を散歩する際にワンちゃんがノミ・マダニを家に連れて帰ってしまう可能性があることも考え、定期的に対策を採る必要があります。

避妊・去勢手術

避妊・去勢手術することで、ワンちゃんが得られる主な”メリット”として、以下があげられます。

メリット

  • . 望まない出産が避けられる

    近年は保護犬・猫に関するテレビ番組を多く見るようになりましたが、そもそもどうして保護犬や保護猫が生まれるのでしょうか。それは「望まぬ妊娠」が原因です。特に出入り自由な環境で飼っているワンちゃん、猫ちゃんにはいつどこで子どもを授かる(または授ける)ことになるか分かりません。

  • . 問題行動”減少する

    オス、メスを問わず、性ホルモンが原因で起きる問題行動が減少します。メスは発情によってそわそわします。それがなくなり、精神的に安定すると言われています。メスの発情をキャッチしたオスは、さらに激しく、悩ましく遠吠えを繰り返したり、脱走してメスのもとに行こうとしたり、ライバルとなる他のオスとけんかすることもあります。必死に子孫を残そうとしているのですが、不妊手術によって性ホルモンの分泌がなくなるので、こうした問題行動が緩和・減少します。

  • . 病気を未然に防げる

    避妊・去勢手術によって未然に防げる病気があります。メスであれば、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、オスであれば精巣腫瘍や前立腺肥大などが挙げられます。

デメリット

  • . 太りやすい

    去勢・避妊手術により、性ホルモンの分泌がされなくなり、活動量が減って基礎代謝量が低下します。手術前と同じ食事を与えていると肥満になってしまいます。こうした場合は、あげすぎをまずやめて、低カロリーなライトや、体重管理を目的にしたフードにしたり、給餌量をしっかりコントロールしましょう。

  • . 倫理的な問題

    元気なわが子にメスを入れるわけですから、当然「必ず手術をやったほうがいい」と断言することはできません。手術により得られるメリット・デメリットを考慮するとともに、ワンちゃん、猫ちゃんの体のことも含め考え、どうされるかお考えください。迷われる場合には当院獣医師へお気軽にご相談ください。